『精神病院に入院する』ということ.その2

心の病でも、どうしようもなくなったら、入院を考えることも必要だと思います。
ワタシが感じた『精神病院への入院』での生活について書いてみます。


・タバコが異常に増えました
 入院生活では日中ほとんどやることがありません。
 とにかく「休養」なのです。
 ですが、昼間、あまり寝てしまうと、夜いくら薬を飲んでも眠れなくなってしまいます。
 ので、何かやることを探します。
 でも、やっぱり何もありません。
 そうすると、喫煙する人の場合、タバコの量が増えます。
 ワタシは、実は喫煙するのですが、入院前は1日15本程度だったのですが、
 入院中は1日3箱=60本以上になってしまいました。
 (退院後の今は反動で13本程度になりましたが。)
 「入院をきっかけに喫煙」って無理ですよ、やっぱり。


・精神病院でのお友達
 これだけ喫煙室に入り浸っていると、顔見知りが増えていきます。
 ワタシは、とっても人見知りが激しいので、顔の個別認識ができるようになっても、
 自分から声をかけることができませんでした。
 そんな時、ふと声をかけてきてくれたのが、『躁病の患者』さんでした。
 誰にでも話しかける人だったのですが、それがきっかけで会話をする人が増えていきました。
 自殺未遂で強制入院させられた人、統合失調症で親に見捨てられた人。
 自分は病気じゃないと思っている人、強迫神経症の人。
 いろんな患者さんがいました。
 そんな訳で、自己紹介はイコールで自分の病のことを紹介することになります。
 そして、他人の病状を知ることは、入院生活を円滑にする秘訣になります。
 心の病には、言ってはいけないこと、してはいけないこと、等の『地雷』があり、
 それを避けることが、「通常の人間関係」を構築するために必要になります。
 これはとにかく、苦労しました。
 これを乗り越えないと「お友達」はできないのです。


今日の投薬


ソラナックス0.4mg錠×1

ソラナックス0.4mg錠×1

ソラナックス0.4mg錠×1

パキシル20mg錠×2

就寝前

ヒルナミン5mg錠×2

レンドルミン0.25mg錠×2

・ロヒプノール2mg錠×1